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「竹の有効利用を検討した結果、構造物を作製」卒業研究“建築学科”編

4年間、学んできた集大成とも言える卒業研究も、締切を間近に控え各学科とも急ピッチで作業や実験の纏めの段階を進めています。
そんな中、工学部建築学科 濵永研究室では所属する4年生たちが、竹の使い道がないかを考えた末、実際に建物を創ってみようということになり「竹づくりの休息所」の制作に取りかかりました。
竹は、何処からでも手に入りやすく、軽く丈夫ではありますが、木造や鉄骨といった従来の建築用資材とは異なり、接合部に如何に強度を保たせるかが課題となります。濵永研究室メンバーも、当初はその課題に直面し、竹と竹の結び方に着目、その方法をいろいろと調べた結果、最も強度を得られる結び方を施し、休息所として使える強度の実現に成功しました。
その成果は2月13日、14日に行われる建築学科卒業研究発表会にて報告される予定です。


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制作にとりかかって1ヶ月、週2~3回、延べ人数40名程で創り上げた「竹づくりの休憩所」制作にとりかかって1ヶ月、週2~3回、延べ人数40名程で創り上げた「竹づくりの休憩所」
竹と竹の接合には、構造物として必要な強度を得るため最適な結束方法が採られています竹と竹の接合には、構造物として必要な強度を得るため最適な結束方法が採られています
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